平林 弓奈
ひらばやし ゆみな
花岡千春、矢部民の両氏にピアノを学ぶ。武蔵野音楽大学附属高等学校を卒業と同時に渡仏し、コンセルヴァトワ-ル・ムニシポーに入学。ピアノ、室内楽、ソルフェージュをそれぞれプリミエ・プリにて卒業。その後、伴奏法をサンモール・コンセルヴァトワールでセシル・ユゴナール・ロッシュ氏に師事し、ゴールドメダルを得て卒業。
パリ・エコール・ノルマル音楽院では、高等教育ディプロム、高等演奏ディプロムを取得、最終課程コンサーティストとして在学し、コレット・ゼラ氏、ジャンマルク・ルイサダ氏らのもとで研鑽を積むとともに、パリ、クールシュベル等で演奏活動を行う。
また、数々のピアノコンクールで上位入賞。ピエール・ボベゴニピアノコンクール1位。アラス・ユーロビジョン国際ピアノコンクール2位。ヴィレンヌピアノコンクール2位、現代作曲家による特別賞を受賞。
2007年12月に12年間のフランス留学を終えて帰国。2008年1月、ザ・ハーモニーホール(松本)、5月、サントリーホールブルーローズ(東京)にてリサイタルを開催。同年11月にはスペインのジローナで開かれたモンサルヴァチェ国際現代音楽ピアノコンクールで優勝。
2010年、2012年、ザ・ハーモニーホール(松本)と浜離宮朝日ホール(東京)、2017年、リリックホール(長岡)、王子ホール(東京)にてリサイタルを開催。また、東京フィルハーモニー交響楽団などオーケストラと共演。
現在は、東京、新潟県長岡市を拠点に演奏活動を中心として行う。また、故郷の松本でフランス音楽を中心としたコンサート活動を定期的に行っている。後進の指導にも力を注ぎ、2014年度日本クラシック音楽コンクールにて優秀指導者賞を受賞している。